1948-06-15 第2回国会 参議院 予算委員会 第30号
又國庫としても今日の財政の實情から見れば、非常な大きな負擔であるということも了解されるのでありますが、両院に現われたる御意見、文化委員會等の御意見によつて見ましても、若しくはその背景となつている各政黨の掲げられている政策を見ましても、只今私共に映じた國會の意向は六・三割のためにできるだけの資材と國庫の經費を注入すべきである、こういうふうに私共は承知いたしているのであります。
又國庫としても今日の財政の實情から見れば、非常な大きな負擔であるということも了解されるのでありますが、両院に現われたる御意見、文化委員會等の御意見によつて見ましても、若しくはその背景となつている各政黨の掲げられている政策を見ましても、只今私共に映じた國會の意向は六・三割のためにできるだけの資材と國庫の經費を注入すべきである、こういうふうに私共は承知いたしているのであります。
○委員長(山本勇造君) これより文化委員會を開きます。今日はかねがね問題になつておりました祝祭日の問題について改めて又お諮りをいたします、これは十二月の五日に初めて政府から話がありまして、突然政令で出したいということでありましたので、翌日の六日に衆議院と合同委員會を開いて、それからずつとここまで來ておるわけであります。
それで參、衆それぞれ別個に祝祭日の案を出すということは勿論或る場合は必要でございますが、參議院文化委員會がこれまで非常な檢討をし、長い時間を掛けて辛抱をして來た所以のものは、この問題が國民の思想、感情に大きな影響を與えるからして、できるならば參、衆兩院一つになつた案を以て臨みたい、こういう苦衷が今日まで延引したことと思います。
○委員長(木内四郎君) 速記を始めてそれでは本案は文化委員會に付託することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
事務局といたしましては文化委員會が適當ではないかと考えますのと、文化委員會の方でもこの原案が文化委員會に付託されることを期待されているようであります。
つきましては、本法案提出の曉におきましては、ぜひともこれはわが文化委員會に付託せられまするよう、委員長において何分の處置をとられんことを希望いたします。 次に政府は去る五月二十八日、いわゆる榮典法案を決定しております。
不肖小川このたびはからずも院議をもつて、當文化委員會の委員長の職につくことになりました。しかしながらもとより淺學菲才、その上これまで文化委員會には關係のなかつたものでございまして、はたしてこの大任を全うし得るや否や、みずから顧みてはなはだ危ぶむ次第でありますが、せつかくの各位の御推輓に背きますのもいかがかと存じまして、あえてお引受けいたした次第であります。
そこで福化面からも重要な問題であるというので、文化委員會あたりで、いろいろと女優が陳情をしたり、あるいは委員から文化政策の面よりする質問もあつたようでありますけれども、速記録を熱讀いたしますと、企業整備の本質的な問題に觸れていないと私は思います。
それから一點運營委員會の御了承を得たいのは兩院の文化委員會でお話をいたしまして、文部省から借用いたして各控室等に飾つてあります繪の點であります。それを交文省で今度文化普及のために展覽會を各地で開くことに相なりまして、それに出品するものとして、やはり從來の優秀な繪をこれに出したいという結果、出すことに決まりました繪が、衆議院の方でお借りしておるものの中に五點ございます。
先ず鷹司信輔氏とか、或いは吉田茂氏というような人が主な發起をされまして、この發起さられた人が約十名でございまして、それに二千八十八名の人が署名をいたしまして、そうしてこれを參議院の文化委員會へ出して頂きたいというので、代表の方が來られました。
○委員長(山本勇造君) これから文化委員會の打合會を開きます。今日は委員の方々の外に各專門のお方のの御列席をお願いましたところ、お忙しい中にも拘らずお出を頂きまして非常に有難うございます。前囘に引續きまして祝祭日の問題について皆さんにお諮りをいたしたいと思います。先程ちよつと御挨拶の中でさまざまなことを申上げましたが、これから個々の問題につきまして皆樣の御意見を伺いたいと存じます。
著作出版に關する事項は、この文化委員會の所轄事項中でも、特に重要なものの一つであります。著作出版界の浮沈は、當然文化国家としてのわが国自體の浮沈に響いているのであります。われわれ小委員は、特にこの重要部門の調査研究の機會を與えられましたことにつき、委員長並びに同僚各位に感謝いたつとともの、今後とも文化委員會全員において、引續きこの方面に重大關心を寄せられんことを希つてあまない次第であります。
————————————— 本日の議會に付した事件 文化委員會觀光事業に關する小委員會報告の縣 請願 一 觀光審議會設置の請願(高瀬傳君紹介)( 第七二八號) 二 觀光國策樹立に關する請願(宇都宮則綱君 外四名紹介)(第八三一號) 三 天草に観光施設促進の請願(園田直君外五 名紹介)(第六〇七號) 陳情書 一 京都上加茂ゴルフ場建設に關する陳情書( 第一〇〇號
この請願の御趣旨は至極ごもつともでもあり、また今文部當局の御説明も至極ごもつともで、なかんずく、こういう域の修築のごときを全部國庫補助によつて賄うということは、あまり例がないわけであつて、わが文化委員會にもこれに類した二、三の陳情が出ておりまするが、その陳情の中にも、やはり四分の一なり、五分の一程度は地元負擔でいたして、足らずを賄つてもらいたいということも、多分に含まれておりますから、次囘の委員會までに
一應文化委員會としてそういうことまで審議できたら、なお結構であろうと思います。書道をかけ離れた藝術として扱うか。現實の漢字制限及び送り假名とマッチしたものとしてこれから扱うかということを條件といたしまして、本請願の御趣旨に贊成を申し上げます。
○森山委員 この際文部大臣にぜひ御答辯を願いたいと存じますのは、この文化委員會の審議事項の第一としまして、國家行事に關する件というのがあるのでありますが、この中でわれわれが遺憾に思つておりますのは、今日に至るまで、わが日本の祝祭日というのが、實に不可解な存在であると思うのであります。大體日本の祝祭日を決定した根本は、宮中の行事が根本になつておつたのでありまして、いわゆる神ながらの行事であります。
もし大藏當局が一歩誤つた場合には、いかにわが文化委員會、あるいはいかに政府、文部當局が國寶、重要美術の海外逸散ということいついていろいろ考えましても、結局水泡に終つて、われわれが最もおそれておるところの國寶、重要美術というものが、第三國人、あるいはまた海外に逸散するおそれが多分にありますから、この點はとくと御愼重に連絡のもとに、日本後世民族のために、ひとつやつていただくように、附け加えておきたいと思
なおこれに附帶して委員諸君に一言申し上げますが、十二月半ばごろに、琴平神宮から、わが文化委員會にぜひとも現地御調査を願いたいと申出がありますから、御希望の諸君は委員長の手もとにまで御申出を願いとう存じます。 これにて本委員會に付託されました請願の紹介説明は全部終了しました。 —————————————
その際衆議院におきましては文化委員會におきまして、放送事業法案の見透しその他についての質問等もございまして、衆議院の文化委員會と参議院の通信委員會とには同様内容の政府の答辯をしてまいつたのであります。
どうぞ今後とも文化の基底になりまする資材の配給でありますから、文化委員會各位の絶大なるご協力と、いろいろな御意見も承りまして、各位の御趣旨に副うような方法をとりたいと存じております。どうぞ何分今後とも御協力をお願いいたしたいと思います。
これは請願者の意思といたしましては、この文化委員會を通じまして、文化委員會の御賛同を得てという意味であると私は解釋いたしております。
○松野喜内君 丁度今總理にお尋ねのことで、序でにお願いやら御意見を伺いたいと思いますのは、ここにこうした審議會なり委員會を設けて慾しいという意見がでましたが、と同時に我々文化委員會におきましても、從來各委員からお話がありまして、これを末端の實情から見ましても、例えば東京都下を見ましても、私も公園緑地に關係しておる者でありますが、食糧問題や生活問題の急なるために、その方に熱心なる餘り、公園緑地の本來の
すでにわれわれは去る七月中旬、映畫演劇興行の業種別引上と、入場料値上竝びにフイルム税撤廢と入場税を五割引下げていただきたいという請願を文化委員會を通じて國會に提出し、福田文化委員長の紹介によりまして、八月中旬、業種別引上と入場料値上は文化委員會の付託になり、フイルム税撤廢と入場税引下の請願は本財政金融委員會付託となつたのは御承知のことと思いますが、殘念ながら、税の引下どころか、税の引上が急激に起つてまいりまして
ただいまの馬場君の御説のごとく、わが文化委員會の所管全項目に関連して、片山總理、西尾官房長官、芦田外務大臣その他の關係官僚を招致いたしてお尋ねをいたしたい。こういうお申出でありますが、これに對して御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○馬場委員 文化委員會の所管事項について、次の委員會に、總理大臣、外務大臣及び官房長官に所見を質したいと思いますので、その處置をとられんことをお願いいたします。
○高橋(長)委員 先日來、委員會におきまして非常に議論がありましたことは、國土計畫委員會の所管になつておりまする國立公園に關する事項は、觀光事業と密接に関連するところが多いのでありまして、當然これは文化委員會の所管に移すことが望ましいという議が起りまして、お諮りいたしましたところが全會一致で文化委員會に移管される方法をとつてほしいということに相なりまして、その理由書につきましては、委員長竝びに專門調査員
○森委員長代理 文化委員會、文教委員會で質問したことを、豫算委員會でむし返し返しやつておる。これについて先ほど御説明があつたように、理事に集まつてもらつて懇談してもらうということはいかがでしようか。
先般衆議院の參議院の文化委員會においてもそのことを御了承願いましたが、われわれの考えといたしましては、この關係方面の示唆によつて、次の議会には放送事業に關する法律案を提出して御審議御協贊を得たいというように考えるのであります。本日はそれらについても、多少いろいろの御論議の種になると思いますから、詳細の點は申し上げることはできませんが、大體概要だけは御報告申し上げることができるかとも思われます。
政府委員諸君も御承知の通り、わが文化委員會は、文化國家再建の一大責任を背負つて貢獻いたしたいというので、國會法改正直後、約二十囘ほども委員會を開いて、そうして文化國家再建はいかにすればよいかということについて、あらゆる角度から文化委員會の所管事項の檢討に邁進してまいつたわけであります。
この點におきまして寺社の修繕も何か新らしき考え方の上にこの修繕をして、これを保持するという方法を、文化委員會としては考えなければならないような責任もあるように考える次第でございます。就きまして悉くが國家財政によつてこれを保存することは不可能でありますが故に、ここに一つの考え方といたしましては、建造物の中で、殊に重要なるものを重點的に考えて、そうしてこれを徹底的に修繕する。
○委員長(山本勇造君) 只今團委員の大變詳細に亙つての、この間の視察の御報告がございまして、その御報告を聞きますと、實に立派な御報告で、これは文化委員會としても大變に嬉しいことと存じます。その御報告の中には御意見に亙るもの、同時にその御意見から大臣に對する質問がございますが、これに對しまして一つ大臣から御答辯を願いたいと存じます。